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戦闘機の世界 Vol.01 << トップページに戻る

Vol.01 : リパブリック F-105 サンダーチーフ

1964年 横田基地には、それまでのF-102戦闘機とB-57 爆撃機に代わりF-105戦闘機が3飛行隊(約50機超)配備され、1968年F-4Cファントム戦闘機に代わるまでの横田基地の主役でした。F-105は、マッハ2のスピードの単発、高性能の戦闘爆撃機であり、私の学生時代、通学時の山手線のホーム上からも、毎朝の離陸時のアフターバーナー音が聞こえて気になっていたこともあり、文字通りの雷オヤジ的存在で、そのスマートな形態からも、私が、飛行機が好きとなるきっかけとなった存在でした。
また、F-105D型の生産数は600機程度でしたが、後継機となったF-4ファントムが5000機以上生産されたことに対し、配備時期がベトナム戦争の始まりと重なり初期のベトナム戦の主役となったことで、生産機の半数以上が戦闘等で失われており、悲劇の生涯を送った機体が多かったことからも、忘れられない機体です。

文・写真 : 鈴木 宣勝