イリューシンIL-86 cn51483203032 RA-86065 エアロフロート航空 〔1993年 名古屋空港〕
2021/01/01 1990年代Ilushin IL-86は、1976年初飛行した、ソビエト初のワイドボディ輸送機で1995年までに100機余りが生産されただけでした。Aeroflot Russian Airlinesが主に使用していましたが、航続距離が短いこともあってヨーロッパ路線ではよく見かけましたが、日本ではチャーター便だけで見る機会は少なかったと思います。その後開発されたIL-86長距離型 IL-96も、ロシア大統領専用機等では使われていますが、30機弱だけの生産であり、エアロフロートは、長距離用としてエアバス機、ボーイング機のユーザーとなっています。
なおIL-86の特徴として、写真で見えていますが、前方左側下部デッキからの乗降口(エアステア)があり、乗客が手荷物を下部デッキの荷物室に置いた後、階段で客室に上がるといった、方法がとれるとされています。