ピックアップ写真館 Vol.01 : リオデジャネロ
2021/08/19 ピックアップ写真館今月開催のリオ・オリンピックに伴い、昔(1976年頃)のリオ・デジャネロ及びブラジル航空事情の一部を紹介しておきます。リオの国際空港は町から離れた北方の川沿いにありますが、市内ダウンタウンタウンの端の海岸沿いにも飛行場があり、当時は、バリグ航空のロッキード・エレクトラが、ブラジル第一の都市サンパウロとリオを結ぶシャトル便として頻繁に飛んでいました。市内ダウンタウンの中心地は海岸沿い(コパカバーナ)にあり、ホテル、高級住宅地(マンションがギッシリで裏手には高い山が迫っています。ダウンタウンの南側には高い岩山があり、山側の一番高いところには有名な観光地でもあるキリスト像が建っていて市内を見下ろすことができます。また海側には海中から突き出た形で大きな岩山がそそり立っており、海岸からでるケーブルカーで、コパカバーナ海岸及び市内の飛行場もよく見える、岩山の展望台まで行くことができます。市内が写っている紹介した写真は、ほとんどがここから撮影したもので、着陸は山側から町に沿って進入し、離陸は国際空港との関係と思いますが、ほとんどが逆ランで、海上に突き出た岩山の間を抜けていくコースでした。
文・写真 : 鈴木 宣勝