イリューシンIL-18V LZ-BEN BURUGARIAN AIR TRANSPORT〔1964年 羽田空港〕
2021/11/08 1960年代1964年、ブルガリア国営航空(TABSO)に引き渡されたばかりの機体で64年10月10日の前回東京オリンピックに選手団を乗せた機体です。また、左方の機体は、1947年製造のKLM航空で使用されていたコンステレーションで、オリンピック時は、L-749F(2540)“LV-IGS”としてアルゼンチンの貨物航空会社「Aerotransportes Enter Rios」が競走馬を運んできた機体です。典型的な新旧型式機が並んでいます。
なお、このIL-18は、1966.11.24 TABSO航空 LZ101便としてブルガリアのソフィアから東ドイツのベルリンへ向かう便でしたが、途中経由したスロバキアの空港(Bratislava AP )を離陸直後に山腹に衝突、乗員乗客84名全員が死亡したスロバキア最大の航空事故記録となっています、原因は機体側に問題はなかったとされています。