現在、日本のJ-AIRの主力機　E-190 リージョナル・ジェット（最大104席）のビジネス・ジェット　タイプで、航続距離4200NM　VIPシート19席が標準となっています。E-190は、開発当初から日本のKHIが主翼主要部等の製造を担っており、ほぼ同クラスの三菱MRJが開発中止となった現在、ブラジル・エンブラエル社は最初のE-170シリーズ（FDAでの主力機）と併せ、Eシリーズとして既に2000機以上の受注実績があります。なお、このビジネスジェット・タイプはアルゼンチン空軍の大統領専用機としても使用されており、MRJの問題はFAA絡みの型式証明取得だけとする意見が多くありますが、現在自衛隊が運用しているボーイング777政府専用機と同じ運用であれば、民間機としての登録も必要なく、形の上では理論上は可能です。