1998年、台湾の遠東航空（FAT Far Easterrn Air Tranport）に引き渡された機体で2019年12月、遠東航空が突然の運航停止となる直前の頃は、日本各地にチャーター便を飛ばしていました。　遠東航空は、以前1981年に737型機が空中分解し、向田邦子氏を含む日本人18名が亡くなる等日本にも大きな衝撃が与えられました。その後の1985年に起きたJAL御巣鷹山での747事故、1988年のアロハ航空243便事故、2002年チャイナ航空611便空中分解事故等、すべて客室内のキャビン圧で巡航中に機体外板（御巣鷹山機だけが機体内の圧力隔壁）が破壊されたことによる事故で、すべて短距離区間での運用、腐食環境等が影響とされ、その後に大きく変更されることになった整備要件の見直しの走りとなった最初の事故でした。