百里基地、第501偵察航空隊は今年度内の解隊が迫り、RF-4E/EJ機の飛行も、この1月以降少なくなっています。　本項では、初期の入間基地でのRF-86F及び、1974年百里基地へRF-4Eが初めて配備され、1975年10月第501偵察航空隊本体が百里基地へ移動した頃の、初期の時代を、引き続き紹介します。

F-86F-20-NH ｃ/ｎ176-299 AF51-13368で供与、1961年RF-86Fに改造後、501飛行隊に配備され、1974年まで入間分権隊で使用され、その後米国へ返還された機体です。　

F-86F-30-NA ｃ/ｎ191-380 AF52-4818で供与、1961年RF-86Fに改造され501飛行隊に配備後、1974年まで入間分権隊で使用、その後米国へ返還された機体です。

F-86F-25-NH ｃ/ｎ191-345　AF51-13414で供与、1961年RF-86Fに改造され501飛行隊に配備後、1975年頃まで入間分権隊で使用、その後米国へ返還された機体です。

F-86F-30-NA ｃ/ｎ191-395 AF52-4699で供与、1962年RF-86Fに改造され501飛行隊に配備後、1974年まで入間分権隊で使用、その後米国へ返還された機体です。

＃418は、F-86F-5-NHｃ/ｎ176-299 AF51-13368で供与、1961年RF-86Fに改造され501飛行隊に配備後、1974年まで入間分権隊で使用、その後米国へ返還された機体です。

＃529のF-86Fは、F-86F-40-NAｃ/ｎ227-121 AF55-3936で供与、11956年第一航空団に配備され、1974年頃に一時的に501飛行隊入間分権隊で使用されましたが、75年には総隊司令部飛行隊へ移り1981年頃まで使用されました。　その後米国へ返還され、QF-86F（Navy553936）として飛行した機体ですが、偵察飛行隊で使用された数少ないF-86F型です。

百里基地でのRF-4E　5機による編隊飛行です。なお機体は、先頭から＃910、＃907、＃906、＃913、＃911です。なお、配備当初のころは、すべてのRF-4Eは、尾翼のマーク等は記入されていませんでした。