WORK IN THE AVIATION INDUSTRY

航空業界のお仕事


航空貨物

2021/09/01 航空貨物

 航空会社は運送業として、旅客である「人」と貨物である「モノ」を運んでいます。出発地から搭載した貨物を、依頼者に引き渡すまでの一連の作業を行います。貨物の積み下ろし作業を始め、貨物は法律に定められた規則に沿って取り扱い、貨物が航空機に積まれる前に、積載目録を税関に提出、航空運送状の内容と貨物内容の照合確認などを行います。貨物の種類も冷凍や冷蔵貨物、期間物、貴重品、生体など、それぞれ扱い方が異なるためそれらにあった知識と配慮が必要な仕事です。特に重要な作業となるのがULD(コンテナ)などの貨物の計量です。計量に誤りがあると安全な運航に支障をきたしてしまうため重要な仕事です。航空会社と共に、航空貨物取扱事業、通関事業、倉庫事業等を行う会社が協力して作業等を行いますが、これらの会社の仕事も専門知識や資格を必要とする重要な仕事です。