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ピックアップ写真館 Vol.26 << トップページに戻る

❖ Vol.26:フライングタイガー航空 ( B707、DC-8 )❖

フライングタイガー航空は1945年設立され、日本にも馴染みがある会社でしたが、一時期、世界最大の貨物航空会社であったこともあり、数多くの機種を保有していました。ジェット時代初期の使用機B707、DC-8から、その一部を紹介します。なお、胴体に書かれたFlying Tiger Lineは会社名の正式名称であり、1980年からはFlying Tigersに変更されましたが、米国内等に於いては、会社設立以前の“Flying Tigers(第二次大戦以前の日中戦争でのアメリカ義勇軍(American Volunteer Group: AVG(飛虎隊のP-40 ))として良く知られていました。そのパイロット・メンバー(シエンノート大尉等)が設立した会社ということで、”Tigers“の名称が尾翼に記入されていました。最初に紹介する機体は、当時のフライングタイガー社を象徴するものとして、1965年世界で初めて両極を通過する世界一周飛行を行ったB707-320C N322F “Pole Cat ”です。このFlightでは全員機長資格を持つ5人のPilot( TWA及びBoeing社Test Pilotの2名を含む)、FEが3名、Navigatorが3名、乗客27名(Rockwellの創始者であるCOL Willard F.Rockwell Srを含む)で、機体はキャビンへの追加燃料タンク装備、LittonのINS、CollinsのSSB Comの追加等、改修もかなり大がかりなものでした。

文・写真 : 鈴木 宣勝