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ピックアップ写真館 Vol.27 << トップページに戻る

❖ Vol.27:日本航空使用機( コンベア880 )❖

JALはConvair CV-880-22M型を、1961年9月から初のジェット便として羽田-札幌線に就航させ、国内線初のジェット化として記念すべき機種でした。CV-880は、1958年1959年から既に就航していたボーイング707、ダグラスDC-8に対抗し、General Dynamic社Convair部門が世界最速の旅客機として開発、1959年から1962年までの3年間で計65機が生産されただけでした。JALはJA8021からJA8028までの8機を購入、その後JDAが購入したJA8030機も訓練機として計9機を使用していました。特徴の性能面はさておき、操縦性、整備面とも課題が多く、JALは1970年までの短期間の使用でしたが、私にとっては、そのスマートな形態、最もジェット機らしい飛行機として思い出の多い機体であり、全機を順に紹介したいと思います。写真を撮り始めた学生時代、横田基地でも戦闘機に交じってJALのCV-880等もT&G訓練等で馴染みだったこと、また、羽田に就職して間もない時JA8030機が事故を起こし、炎上中の現場に駆け付けたものの、なすすべが無かったことに対する強烈な印象は、その後、私自身の仕事に対する思い入れの原点の一つともなっています。

文・写真 : 鈴木 宣勝