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❖ Vol.42:ダグラスDC-8-62( JAL DC-8 Super 62 ) ❖

JALが1968年から1972年までの間に貨物型を含め15機を導入したDC-8-62型は、国際線の本格的な超長距離用機として導入され、後継機の747、DC-10、767型等の導入以降でも、比較的使いやすい機体として1988年頃まで長く使用された機体でした。
導入は、前回に紹介したJAL DC-8-61よりも1年ほど早い1968年で、Super 60シリーズ機としての最終発注機JA8051(Line no 550)からJA8056(Line no555)の5機がダグラスDC-8シリーズのラストオーダーと言われた程でしたが、その後、ダグラス社はSASからのDC-8-63F(Line no556)の1機を追加受注し、そちらが最終生産機となりました。 
JALが購入したDC-8-62の15機の全ては新規製造機であり、DC-8-61型の導入機23機の内訳にイースタン航空からの中古機の購入が9機、短期リース機5機が含まれていたことからも、JALがDC-8-62型には並々ならぬ思い入れがあったと思われます。
JALのDC-8-62型及びDC-8-61型の最終フライトは、共に1988年1月で、その後すべて海外へ売却されました。 日本での航空法の現在の騒音規制(Stage 3)が適用されたからで、海外のエアラインでの-60シリーズ型は、エンジンをハイバイパス比エンジンに換装したDC-8-70シリーズ機、又はエンジンナセルのみを改修(Quiet nacelle)したハッシュキット装備のDC-8-60シリーズ機で2000年代以降も数多く使用されていましたが、JALはB-767機等の導入による機種変更で対応した結果でした。

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